最近、暑くなってきましたね
そんな2017年6月12日
大人ではなく、子供の熱中症について調べてみました
熱中症のリスクですが大人に比べると子供ほうがとても高いのです
まだ体温調整機能が未発達なので熱中症にかかりやすい
まずは熱中症の症状です
大きく分けて4つに分類できます
・熱失神
身体の体温が上がり、これを下げようと体温の表面の血流が急激に増加
このため脳の血流が一時的に低下して「めまい」「立ちくらみ」を起こします
・熱疲労
汗には蒸発時に体温を下げる役割があります
このため汗を多くかいた時に水分補給をしないと
身体は脱水状態になります
脱水状態になると「倦怠感」「吐き気・嘔吐」「頭痛」が起きます
・熱けいれん
汗をかくと水分と一緒にミネラル(電解質)が体外に出ていきます
この時、水だけを補給してミネラル(電解質)を補給しないと
身体中のナトリウム濃度が低下していきます
このナトリウムは筋肉に関わるので
不足すると「手足がつる」「筋肉がけいれん」を起こします
・熱射病
熱失神、熱疲労、熱けいれんと症状が進行していくと
体温の上昇を自分で止めることが出来なくなります
この状態になると「意識を失う」非常に危険な状態です
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熱中症の症状は、熱失神→熱疲労→熱けいれん→熱射病の順番です
子供の様子をみて
・めまい、立ちくらみ
・倦怠感、吐き気、嘔吐、頭痛
・手足がつる、筋肉がけいれん
これらが熱中症の症状です
では、子供がこのような症状になった時の対処方は
・身体を冷やす
・水分補給(電解質)
です
身体を冷やす場所は「首」「わきの下」「鼠径部」
もし保冷剤を使う場合はタオルなどで巻いてから使用しましょう
水分補給(電解質)は水だけですと
体内のナトリウム濃度がさらに低くなるので注意が必要です
こまめに症状が落ち着くまで補給しましょう
大人とは違い、子供は加減がわからないので
これから暑い夏!子供の様子に注意が必要ですね
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